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御柱祭、合言葉は「ヨイテコショ!」地元つながりは強い!

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約2年前から仕事で長野県・諏訪、茅野方にほぼ毎月行ってますが、この地域の人たちのつながりの力って正直すごいって思うシーンがありすぎました。

みんなは、「田舎だからだよ~」って言うけれど、この地域独特のコミュニティは御柱祭(おんばしらさい)を中心にできていると言っても過言ではなさそうです。

2016年5月3日、平安時代から約1200年続いている御柱祭(おんばしらさい)の里曳き(さとびき)という回に、僕はハッピを着て参加させていただきました。里曳きとは、平均20mもある御柱(もみの木)8本を、地区ごとに別れてみんなで引っ張って運ぶ行事のことです。

御柱祭里曳き2016

最初荒くれ者達の男祭りという印象があったけれど、全然違いました☆

老若男女、地域の人達が連携して、祭りを盛り上げよう!みんなで楽しくしよう!と、街中が楽しい雰囲気と熱気に包まれていました。「コミュニティ」という視点で見ると、沢山のヒントがあった、そんな御柱祭・里曳きに他府県の僕が参加させてもらった体験レポートです。

※今回は、動画を何個か貼り付けてるので、音量にお気をつけください♪

コミュニケーションワード「ヨイテーコショ!」

御柱祭里曳き2016

街中の色んな人が、あちらこちらで「ヨイテーコショ!ヨイテーコショ!」と音頭をとっていました。

もう迫力ありすぎて、テンションあがりすぎて、僕も自然と「ヨイテーコショ!ヨイテーコショ!」と一緒に叫んでしまう☆

出発の儀式のあと、その地区ののラッパ隊の皆さんと一緒に全員で指揮をアップ。

その時の動画が、こちらです。※音量にお気をつけください♪

3日間、外ではずっとラッパ隊の音楽と、みなさんの掛け声が遠くからでも鳴り響き、地元のテレビ(LCV)の御柱レポート番組を見て、頭のなかから離れません(笑)

「ヨイテーコショ!」の掛け声で、子供や女性を竹にあげる

これはアトラクションのようなもの?約2kmもない諏訪大社までの道のりを練り歩いている途中、旗持ちの男性が、女性や子供をに竹の上に乗せて、「ヨイテコショ!」と8回ほど上下させていました。何の儀式?と思って、またまた地元の人に尋ねたら、

「5回程前の御柱祭で、女性の子宝を祈って、竹に乗って祈るんだよ」だって☆

子供が乗ってるのは、健康で元気な子に育てよ!って感じで、家族の人が小さい子供を抱きかかえて、「よろしくお願いします!」って連れてくる。

御柱祭里曳き2016

旗持ちのおっちゃん達は、子供の時はみんなが楽しそうに、女性の時はちょっとうれしそうに「ヨイテコショ!」と竹を持ち上げていました(笑)

「ヨイテーコショ!ヨイショ!」の掛け声で、全員が御柱を引っ張る

僕も参加させていただきました!一人の力じゃ絶対に動かない大木を、総勢400名ほど(?)みんなで力を合わせて運びます。この時は、諏訪大社のゴール地点が坂だったため、なかなか思うように動きません。

動かなくなったら仕切り直し。

再度、「ヨイテ-コショ!」「ヨイショ!」の音頭で、全員が同じタイミングで引っ張って、ちょっとずつ柱を動かしていきます。途中まで全力で引っ張ってたから、流石にギブアップしそうでしたが、よく見たら、みなさんは30%位の力で引っ張っていることに気付きました(笑)

あかん、もう筋肉が悲鳴をあげちゃってる~。

ヨイテコショで、全員が氏子(うじこ)を応援する

すごいでしょ☆この連携。

老若男女、全員がそれぞれ役割を持って、御柱を運ぶ氏子に声援と合図を送る圧巻されたシーンでした。

  1. 地区の子供木遣(きやり)隊が、木遣り歌を歌う。
  2. 旗持ちの大人達が、それに合わせて大きく声援をおくる。
  3. ラッパ隊の合図で、御柱を運ぶ氏子の皆さんが、同じタイミングで柱を引っ張る。

最初、木遣歌ってなんて歌ってるか聞き取りにくかったから、またまた地元の人に聞きました。

歌の内容、もちろんちゃんと意味がありました!

木遣隊 : やぁーーーーーあーーーーあーーーーーあーーーーーあーーー、山のぉーーーー神さまぁーーーーー

氏子  : おーーーう!

木遣隊 : お願ああああいだぁーーーーー

氏子  : おーーーう!

(ラッパと同時に全員で「よいさ!よいさ!」)

すげーーーー!!鳥肌ーーーー!!

さすが、1200年の歴史がある御柱祭!みんなで盛り上がる仕組みがすごいよ!

皆で楽しみ、皆で盛り上げる「コミュニケーション」

御柱祭里曳き2016

御柱祭という「祭」を通して、みんなが一丸となるって、地域の祭がなかった僕にとっては新鮮で強烈なインパクトでした。そして、なにより羨ましい(笑)

ヨイテコショ」という合言葉で、みんなが優しく笑顔で触れ合う。

ヨイテコショ」という合言葉で、知らない者同士でも仲良く慣れる空気感。

ヨイテコショ」という合言葉で、皆が皆を支え合う。

もっとうまく伝えたいけど、あの現場の磁場はいってみないと中々分からない。

今の僕にはコレが限界かも(笑)

御柱を通して地域のつながりがさらに近く強く楽しくなる

御柱祭里曳き2016

今回も、上社(かみしゃ)の御柱祭が一旦終わりました。

下社(下社)は8日後の、5月14日~16日の三日間で、同じく里曳き「建御柱」が行われます。

(さらに、地域毎の神社で秋に御柱をやるみたいです。すごい!)

御柱祭が終わって普通の生活に戻っても、長期間みんなで協力しあってきたからこそ芽生えた人間関係が更に近く強く楽しくなるんやろうなぁ。もちろん、準備期間に色々あっただろうけど。

こうやって、地域の人がほとんど全員参加!祭中は仕事しないよ!バチあたるよ!の祭も、全国では中々珍しいな~☆

老若男女ほぼ全員が参加するからこそ、大人は子供を守って、子供はすくすく育ち、お互いが人と成を少しでも分かった状態になれるこの風習には、これからのコミュニティに関わる沢山のヒントを見せてもらった気がします。

だってね、約20mもある御柱をね、みんながあんなに笑顔で、あんなに楽しそうに、あんなに一生懸命、全員で一丸となって運ぶ姿を見ながら、羨ましいから、僕もイベントや遊びを通して、皆が主役になれる祭りのような仕事をもっと創りあげて行きたい!!とマジで思わせて頂きました。

今回、御柱に参加させて頂いた工藤さん夫婦、そして、すぐに打ち解け合って日本酒をたくさん飲ませてくれた氏子の皆さん!(笑)

心からマジで楽しかったです!とシャウトします!

ありがとう!ありがとうございます!!

御柱祭里曳き2016

あ、祭でもお酒は程々にね☆

御柱祭里曳き2016