Episode of TEAMO

背が低かった彼は、志高く笑顔を生む。中3の親友 たけい。

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学生時代に出逢った友達の存在は、何歳になっても大きな影響を与えてくれます。家族の次、いやそれ以上にお互いを知りあっているからこその「ハワラリトーク」

時にケンカすることがあっても、いつか交わりあって仲良くバカやって酒を飲みかわす。愛も恋も、仕事も家族のことも、離れていてもいつだって傍にいる。

僕にとってのそんな存在は、中学校3年の時に出逢った11人の連れ。今はほとんどバラバラに住んでるけれど、久しぶりに会えば中3のあの頃に戻る。今回はその中の一人、通称”たけい”のお話。”たけい”は背が低かったけど、志がとても高いみんなのムードメーカーでした。

中3の4月。”たけい”は僕の前の席に現れた。

たけ「い」と、たけ「む」 ら。
名簿順で、「い」と「む」の間には誰もいなかったので、”たけい ” は僕の前の席に座っていました。ちんちくりんで背の低いたけいを、僕は少しなめていました。人見知りの僕は、陽気に話しかけてくる”たけい”とすぐに打ち解けました。

秀才”たけい”にテストで負けた

中3の1学期が始まってすぐ模擬テストがありました。理系の僕は数学だけは、かなり自信があったので、数学の模擬テストの結果を楽しみにしてました。テストの結果が返ってきて、90点だった僕は、前にいる“たけい”に自慢をしようと、ちらっと”たけい”のテストの点数を覗いて見てみると、100点でした。勉強では、ずっと勝てなかったな。やるな、”たけい”!

野球部の”たけい”は恋にも一直線

野球部だった ”たけい” は、一人っ子で超活発で超ひとなつっこい。

友達が自然と集まってきて、場の雰囲気を盛り上げてくれるムードメーカー。
そんな”たけい”が、中学の卒業式の時、学校のマドンナ的存在だった子に「オレ、最後に告るわ!」と当たって砕けろで告りにいって、砕けて帰ってきたけど、僕はそんな”たけい”をすごい!って思った。

だって、僕には当たって砕ける恋なんてできなかったから。

18歳になった”たけい”は富山の大学へ。

高校時代は、みんなバラバラの高校に通っていました。”たけい”といつもの連れとは、たまに会って遊んでました。高校はそれぞれの青春時代を過ごしていたなぁ。

男子校だった僕は、共学の”たけい”がとてもうらやましかったです。自転車にステップをつけて彼女を後ろに乗せて二人乗りしたかったけど、進学校で男子校の僕は夢かなわず。そう、帰宅部っす!

とにかく、うらやましかったぜ、”たけい”

18歳になった”たけい” は富山の大学へ行くことになりました。

また、普通に会えないね、”たけい”

21歳の時、進路を決めた ”たけい”に会いに富山に行った

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11人の連れ同士、年に数回会っては今と将来を語らい馬鹿をする。恋を語り、未来を語り、今にアツイ青春まっしぐらの時間を過ごしました。

そして、ちょうど15年前、今ぐらい寒いスノボのシーズン。僕は、進路を決めた”たけい”とスノボをするために富山に行きました。

さすが雪国に3年もいたら、スノボもうまくなっている”たけい”に、初めてスノボを教えてもらいました。確か流葉スキー場だったと思います。

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初スノボでクタクタだった僕は、”たけい”のマンションに帰ってすぐ寝落ちしました。初スノボ、体のあちこちが痛いわ、”たけい”。もう寝るわな~。

次の日の朝、何時間寝たか覚えていません。ぐっすり深く眠ってた僕は、大きな音で起こされました。目を開けたら後姿の”たけい”。時計をみたら、朝の7時半ぐらい。

それにしても・・・
音、デカっ!!

テレビから流れる大音量の音と声。

あ、朝から何を見てるの?”たけい”?

「踊る大捜査線 THE MOVIE」俺は警官になる!!


僕 「”たけい” 、おはよー。朝から何みてんの?」

”たけい” 「見たらわかるやん!踊る大捜査線 THE MOVIEや!一緒に見るか?」

僕 「マジで?なんで朝から?オレは眠いから寝る!!」


そうやって、朝からイメトレしてた”たけい”

あの時はごめんね、本当に眠かったです。

それから1年後、踊る大捜査線 の刑事に憧れていた”たけい”は、見事警察官になっちゃった。

次の進路が決まった22歳の僕たちは、急遽地元・京都の居酒屋に全員集合。”たけい”はオシャレに染めていた髪をばっさり切り、みたことのない「角刈り」で現れました。あれは笑った。

”たけい”を含めた11人の連れの存在が、今の僕のやる気になっている。

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若いときは、経験がなくても実績がなくても、根拠のない自信でやっていける。

”たけい”を含めた11人の連れの存在は何歳になっても、初心を忘れず、例え実績があっても、その実績にあぐらをかかず、常にフレッシュな気持ちで仕事も遊びも120%楽しもうって確かめさせてくれます。たまに会うと、お互い刺激をもらい、大切なことを気づかせてくれる。

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地元の11人の連れ達は、今も全国に散らばってタフに生きている。たぶん、誰にでもあるであろう地元の連れの有り難さをこの記事を書きながら改めて実感しています。

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なぁ、また今年も集まろうぜ。昔話もいいけれど、今の話、これからの話しようぜ。そうやって、僕もみんなもパワー生まれるから!あぁ、会いたくなってきた。