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みんなカッコイイ時代。王道少年漫画から価値観の変化を見る

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日本が世界に誇るカルチャー「漫画-MANGA-」。
フィクションの中で描かれる、主人公や仲間の「生きざま・考え方」が、良くも悪くも人に影響を与えたりします。

漫画のスバラシさは、世界にも広がり、「世界のマンガ市場は7兆6700億円のポテンシャル?(GDP換算で試算)なんと日本の19倍!! 」なんて言われています。

今現在、小学生や中学生の次世代の人たちが社会人になった時、漫画からの価値観の影響って、実はとてもおおきいんじゃないか?と思ってこの記事を書くことにしました。僕が感じているのは、「1人がすごい」から「みんながすごい」の価値観。漫画だから感情移入しちゃうし、納得しちゃう。

漫画を読まない人もいるけれど、漫画が人に与える価値観は、世代ごとに移り変わってるんじゃないかな?

10代、20代、30代、40代、50代~、の各世代の価値観が面白いくらい違って見えることを、今回は「王道少年コミック」をベースにお届けしたいと思います。

昔の漫画は、「主人公1人」がかっこよくてヒーローだった

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僕の先輩方がリアルタイムで読んでいたヒーロー漫画は、「鉄腕アトム」、「あしたのジョー」「月光仮面」など、一人の主人公が、強敵をどんどん倒していく。倒していくたびに強くなって、また新たな強敵が出てくる。

僕が子供の頃は、テレビをつけたら北斗の拳、聖闘士聖也、キン肉マン、ドラゴンボールなどがリアルタイムで流れていた時代です。

見逃した時の悔しさは、なんとも表現しがたいくらい、毎週テレビを楽しみにしていました。

僕の時代のリアルタイム漫画は、仲間は出てくるけど、基本的には主人公がとびぬけて強く、やっぱり最後は主人公がやっつけてしまう。

1990年代までの王道少年漫画は、とにかく、弱肉強食の世界。ついてこれないキャラクターは、劇場版で殺されかけて、それで切れた主人公がものすごく強くなる。そんな感じ。

全部の漫画がそうではないけれど、10人中8人が見ていた王道漫画は、「主人公1人」がかっこよくて、とても強くてみんなのヒーローでした。

1990年代後半から、仲間にも強くてかっこいいキャラが登場。でも主人公が一番強い。

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この頃になると、主人公を支える仲間たちも、キャラが映えてきます。主人公と同じくらいの強さをもったライバルが仲間に加わったりします。

でも、主人公と仲間たち、どちらが強いかといえば、たぶん主人公が強いのは読者は想定できます。あくまで、主人公を中心に周りの仲間がストーリーを盛り上げてくれます。

でも最後は、やっぱり主人公がボスを倒してハッピーエンド。

今の漫画は、全員が強いし、それぞれのかっこよさがある。

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現代の漫画は、主人公や仲間の背景をうまく描いていて、ものすごく感情移入できるシナリオ構成になっています。

敵も味方も、それぞれの登場人物に行動の動機があって、どちらも納得のいく理由として描かれているから、どっちがやられても仕方がない。敵までカッコいい。

絶対にハッピーエンドではないだろう展開で、先が読めないところも味噌。 敵キャラの感情や心情を考えさせられたり、それもありだよな、と思わせてくれたりします。

最近の漫画は、アクション映画でいうと、「アクション」だけじゃなく、「アクション+ヒューマンストーリー」がセットになっていると思う。登場人物のバックグラウンドがきちんと描かれているから、記憶に残りやすいのも強くいえることだと思います。

今の10代、20代の世代は、知ってもらって認められて成長する、と僕は思います。

だから、漫画の影響はすごい。特に10代20代の若い世代は、漫画のように、みんなが共存しあって認め合える仲で働きたい。でも、そんな会社はなかなか見つからない。現実はそんなに甘くない?いやいや、行けると僕は思う。

どこの会社も、どんな組織も新しい世代と一緒に仕事をすることになると思います。今、10代、20代の世代は、認められて知ってもらうことで、力を発揮する人たちだと僕は思います。どっちが上とか下とかじゃなく、尊敬する人は自分で決めます。

今まで僕なりに見てきた、「スタッフが楽しく仕事をしている組織と、そうじゃない組織の違い」は、世代ごとに違う『価値観』を、受け入れて認め合ってるどうか。

ほんまそれがでかい!って感じてます。
富士山ぐらいでかいコト。

『自分の時代はこうだった。』
『何も知らないのに・・・あいつは全然ダメだ』
『思うようにうごいてくれない。』

と、そうなる前に、スタッフ1人1人を理解して、自分の組織の理念や方向性も理解してもらうことが、一番大事~!なんちゃうかな?思うわけです。

そうか!だから、毎日発信し続けることが大事なんか~!

ソーシャルデビュー間もない僕が言うのもなんですけど、まずはどんな人に来てほしいか、ソーシャルメディアとか、ブログとかで『毎日さらけ出すこと』がほんまに大事なんやなー!って、自分にも言ってる感じですが、ほんまに大事!面接する前から、お互いが相思相愛で決めていく、本当に恋愛に似た感じ☆

だって、日頃社内がピリピリしてて怖かったり暗かったりするのに、写真撮るときだけすっごい笑顔とか、ないわけです。(怖いよ。)かっこつけるわけでもなく、良く見せるわけでもなく、至って素の自分たちを「ソーシャル」に出せるか?がポイント。

どんな社長の会社で、どんな先輩がいて、忙しいときはどんな感じで、遊んでるときってどんな感じで、とか知りたいはず。僕が就職するなら、知りたいから徹底的に調べます。 

飾らない日常を毎日発信していけば、これから一緒に働くだろう「ここ楽しそー!この人たちと働きたい!」って自然に思ってもらえるんちゃうんかな~、と。自分もまだまだですが、正論やきれいごとではなく、行動・背中で語っていきます。そんなことを、王道漫画をみながら感じた、2016年2月3日のことでした。