イベント制作

展示会・イベントは誰と準備していくか?がとても大事。

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昔むかしのそのまた昔。
僕たちの先祖は、生きていくために海へ「狩り」に行きました。
お腹いっぱいに、家族を食べさせるために、手ごろに釣れる小魚から、宴や祝いで楽しむ大物魚まで、色んな道具を使って魚を「狩り」に行きました。
 
獲物を「狩る」ための矢とかモリで漁をしてた時代は大変やったんやろうなー。
今の竿・リール・エサ/ルアー・糸などは、「魚狩り」の歴史の一番新しい進化版。だから、僕にとって、各釣りメーカーのブースは、狙った魚を「狩る」武器屋さん。
 
カッコいいなー、ロマンだなー、RPGっぽいね、武器屋さん。

でも、まだまだスペックを押している。
展示会のブースに描かれている表現、販促物でめちゃ思った。

僕は釣りをそんなにしないので全然詳しくないです。
釣り人が一番知りたいことは、
「いつ」「どんな天候で」「どこのポイントで」「何を使って」「どんな釣り方をして」「何を釣ったか」
が一番知りたいみたいです。
 
狙う獲物(魚)で、エサやルアーなどの仕掛けが違う。
釣り方が違う。潮の流れを読む。その時その時のタイミングで、全然状況が変わるみたいです。
 
でも、各メーカーは、自分たちが開発した製品に、愛があるので、カタログには、「○○って技術が世界初!」とか、「■■素材搭載!」とか、スペックの羅列がけっこう多いかも?
 

結局、買って使ってみなきゃわからない?

各武器屋さんには、製品の展示だけじゃなく、「体験コーナー」や「テスター」って呼ばれる広告塔となる釣り人が、前に立って経験や価値を語る。それに来場者は耳を傾けて興味を持って、真剣に話を聞いている。全ては魚を釣るために、もう眼差しはめっちゃ真剣☆

製品は既に 「人」で売る時代。
だから人を大事にする武器屋が生き残る、と思う。

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僕が担当させてもらった会社のブースは、60年以上歴史のある会社。
先代の代表の方が、釣り人をとても大切にしていた人望の厚い人だったと聞きます。今でも、深い絆でつながり、そのメーカーが好きだから所属しているという人が多いみたい。
 
だから、当たり前のことだけど、「テスター」と呼ばれる人を、どれだけ大切にして、心から仲良くなって、本人のコトバで発信してもらうか?がとても大切なんだと、フィッシングショー2016の前半戦、横浜会場が終わって改めて実感した現場でした。

僕がいつも展示会・イベントで意識していることは、「誰」とやるか。

展示会だけじゃなく、どんな仕事もそうだけど、ゴールを共有する仲間の存在が現場を終始和やかに、どんな変更も楽しく乗り越えていけます。

例えば、展示会やイベントでは、
■施工屋さんの存在/ 
クライアントのイメージをハコという形にしてくれる存在。来場者の歩く導線、商品の見せ方、ビジュアル、照明、施工準備のスピード、臨機応変に対応できる柔軟さ。現場経験が多いところは、クライアントの想いを細かくイメージさせてくれます。
 
■音響屋さんの存在/ 
より多くの来場者に「音」で興味をもってもらうために、どこにどんなスピーカーを取り付けたらいいか、いつも教えてくれます。現場でも、絶妙なタイミングと「音」の広がりを意識して、出ばやし(登場の音楽)を出して盛り上げてくれます。
 
■映像屋さんの存在/ 
展示会の映像機器は、全て業務用。取り付け方も、ブースの形や図面に合わせて、専門スタッフが素早く取り付けてくれる。特に、難しい場所の取り付け(高所など)は、彼らなしでは不可能です。
 
■制作屋さんの存在/
印刷物や映像、ウェブサイトなど制作してくれる存在。いかに来場者に届けるか?この視点で制作してもらえるチームの存在は貴重です。エクスマ視点で制作できる会社はまだまだ少ないけど、来場者に価値が届いたときは、いい結果がでることがしばしば。みんなうれしい☆
 
■派遣屋さんの存在/
イベントを華やかに、スムーズにサポートしてくれるコンパニオンやMC、ディレクターやADの派遣をしてくれる存在。所属しているスタッフをどれだけ把握しているか?毎回、メンバーリストを出してもらうけど、「おススメは誰ですか?」という質問に的確に教えてくれる事務所は、教育や管理が行き届いていて、現場でも一緒に来場者に喜んでもらう最前線の仲間となります。現場によっては、オーディションも行います。
 
■進行、調整屋さんの存在/
クライアントの要望を、どうやって形にするか?予算管理も含めて、業務を進行していく存在。実施マニュアルを活かして、関係者全員と情報とクライアントの想いの共有をしながら、本番まで円滑に進めていく人。
 
 
そんな仲間と呼べる人たちと、1現場ごと真剣に乗り越えていく。
だから、僕は展示会やイベントの準備を「誰」とやるか?それがとても重要だと思っています。クライアントはもちろん、クライアントの先のお客さんを見て臨めるか?ってこと、それが一番大事!
 
だって、現場はトラブルや変更がつきもの。
それを非難し合って進めるか、「何とかしましょう!」といって、乗り越えていくか。そのスタンスで、結果は天と地ほどの差があるよなぁ、って実感している横浜現場翌日の夜のことでした。
 
今週の大阪会場の現場も、喜んでもらうためにがんばります!