Episode of TEAMO

NHK FM「中村貴子のミュージックスクエア」で、「好きを編集する」を学んだ。

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平日は、毎晩21時が待ち遠しい。

1日のやることを全て終えて、20時55分にはラジカセで「NHK FM」にチューンイン!
新しい音楽の世界を教えてくれる、「中村貴子のミュージックスクエア」。

(高校1年生 16歳・武村惺)の心の声。

15年も前に終了したラジオ番組のお話です。

みんな聴いたことありますか??
NHK FM『中村貴子のミュージックスクエア―♪

MUSIC01

「次はね~、私の好きなバンドの紹介です!」

好きな曲を教えてくれたDJ 中村貴子さん。
1995年、僕が高1の時から番組スタート。

イエモンも、エレカシも、シアターブルック、Air、大滝永一、ミッシェル、ブランキー、SION、もう他色々いっぱい。音楽の楽しさを、『(音楽の大好きな)中村貴子のミュージックスクエア』で知りました。

高校の時、お小遣いが2000円だった僕ですが、うれしいことに、中村貴子さんは最初から最後までフルで一曲流してくれる。途中でDJの声が入らない。これは、中村貴子さんからの、お金の無い僕たちへの超ー嬉しい最高のプレゼント。

だから、僕はカセットテープを、CDショップに買いに行くだけ。CDを買うより安上がりで音質の高い音楽を楽しめる。でも、『ハイポジ』のテープを買う時は一大決心必要だったなぁ。だって、高いもん。

それで、20時55分までには、大切な空のカセットテープで録音のスタンバイが完璧な状態。

スタンバイOK?? もうすぐ始まる!

絶対に気を付けなきゃいけないこと!

それは、新作のテープには、昨日最後に「〓録音」した曲が入っている。
だから、「←巻き戻し」して「▼再生」。
音が無くなる所まで再生、集中して「■停止」。0コンマの世界。

すぐにでも録音できる完璧な状態で、20時55分オールスタンバイ。

もう、必死に楽しそうでしょ☆

ふと気づいたらカセットテープだらけ。僕は彼らに名前を付けた。

MUSIC02

その名も「オレ特集」。

「オレ特集」は、僕コト「オレ」が気に入った曲だけを編集した「特集」。だから「オレ特集」。表現がストレートですwww でも、僕は「好き」を「編集すること」を、「オレ特集」の編集を楽しみながら作っていくことで、とても大切な感覚をもらった気がします。

『中村貴子のミュージックスクエア』で流れる曲は、日本の音楽が中心でしたが、ジャンルはオールジャンル。さらに、曲を流すだけじゃなくて、毎日ゲストがやってくる。

ゲストコーナーのトーク、これがまた面白い。
曲紹介の説明も分かりやすくて興味深いから、知らないバンドだけど「〓録音」しとこ!ってなる。

そうやって、特に高1~高3まで、毎晩『中村貴子のミュージックスクエア』を楽しみに日課として、1日のルーティンとして楽しんでました。

僕は、『中村貴子』が好きなら聞いてみよう!録音してみよう!ってなっていたなぁ☆

クラスメイトが「オレ特集貸して~」と言ってきた。

(え、マジで?)
自分がコツコツ作ってきた「オレ特集」。カセットがA面B面、好きな曲で埋まったら、ナンバーを付けていく。最新のナンバーが完成したら、友達にレンタルしていました。

友達は、自分のカセットテープに最新の「オレ特集」をコピーして、ウォークマンで聞いて楽しんでくれていました。新作の「オレ特集」が完成する度に、貸してあげることが定例になった時に僕は気づかされました。

「自分が編集した好き」を好きになってくれる人がいること。それが嬉しい自分がいるやん、と。だから、毎回「オレ特集」のレンタル開始。めちゃ楽しかったのを覚えています。

本も店も人もブログも何もかも、みんな「好き」に囲まれる環境は自分で編集している。

MUSIC99

僕が「オレ特集」を作った感覚は、「好きを編集する」ということだと思います。
これは、意識的にも無意識的にも、誰だってやっていることちゃうかな?
今では、スマホやPCで好きなサイトはBookMarkしたり、Facebookでは「親しい友達」とか「知り合い」とか区別できるし、twitterではお気に入りの人のついーとをリスト化したり。

僕もまだまだこれからだけど、自分が本当に「好き」に囲まれた環境を、楽しみながらコツコツ編集して作りあげていくことがとっても重要なんだと思います。一日一日が心豊かになれる環境を自分で作り上げること。カセットテープを並べていて、そんなことを思った2016回目の1月16日真夜中のことでした☆